2011年1月27日木曜日


ここは前に、床の修繕をしているとお伝えした元コンピュータールームです。

修繕は無事終わり、穴がふさがれて下の腐っていた木をとりかえられました。

こんどはここの壁をきれいにしようと、壁紙と表面のプラスター(石膏・漆喰・土などを水で練って塗り仕上げに用いる材料)をはがしています。

机やパソコンなどの荷物は全部、真ん中の部屋に運び出しました。

実はここに、ゲストルームが登場する予定なんです。
ほんとはあと床をやすりがけしてオイルを塗るだけのはずだったのが、どうせなら壁もきれいにしようということになりました。だってところどころ壁紙はやぶれているし、なかのプラスターも崩れだしているし、床との接点を覆っている板(こちらではスカートと呼ばれています)も腐ってボロボロの状態。

予定では友人宅で見たみたいな、アースカラーのプラスター壁にしたいなあと思っています。

でもこの作業、けっこう大変。
さてさてどうなることでしょう~。

《おまけ》


ここ正面の入り口です。
床の色が違っているところは、ついこないだまでぽっかり穴があいていました。
入ってそうそうそんなでかい穴があるなんて!来た人はよくびっくりしていました。まあびっくりすることなんて、この家には他にもいっぱいあるんだけど。
Chayは泥棒よけだ、なんて言っていましたが、その穴も先日の床の修繕ついでにふさがれました。
これでもう穴を飛び越えて歩かなくて済みま~す\(o ̄▽ ̄o)/



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2011年1月24日月曜日

雨の日の内職~もんぺ作り中

2日にわたって大雨の降りしきるかいもりです。

昨日は雨のかいもりを抜け出して、すごく久々に街へでてハリーポッターを観てきました。
もはや子供向けの映画とは呼べない状況になっていて、観た後にどっと疲れを感じました。
今朝起きたとき、窓から見えた明け方の空がダークすぎて、まるでハリーポッターの暗黒の世界がつづいているようでした。
そんな、冬を思い出させる雨と寒さです。

でもそんな日には、温かいものを食べて温まったり、家でゆっくり作業に没頭する楽しさもありますね。
実は今、もんぺを作っている最中なんです。


一週間くらい前からちくちくはじめました
そもそもなんでもんぺを作ろうと思ったのかというと、家用や作業用として着ていたパンツが、去年立て続けに2本びりびりと破れてしまったから。まあどちらもぺラッとした薄い生地だったし、もうかれこれ4~5年はいていたものなので、仕方が無い状態だったと思うんですが。
お気に入りだったので直せたらと思って直してもいるんですが、なにせ生地自体が弱っているので直してもまたすぐビリッとなりそうな予感も。。どちらもおしりのあたりがざくっと大きく裂けてしまっていて、直すのも一苦労です。

そんなわけで、だったら新しいパンツを作ろうかな~と思って、日本からもってきた荷物をあさっていたら、あった!
昔インドで買ってあった布が!持ってきていると思わなかったので、ラッキーでした。
この布、手織りでできているんですよ~!!


この紫と山吹色(両方とも大好きな色)の絣っぽい柄にもすごく惹かれて、服にしたいなと思って多めに買ってあったのでした。

パンツは作ったことがなかったので、簡単にできそうな型紙をネットでさがしました。
もんぺにするつもりはなかったんですが、たまたま見つけたこちらの本「種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし」に、簡単そうな作り方が載っていたのでそれでやってみています。
こんな風にNZにいながらにしてもんぺの作り方を知ることができるなんて、ありがたい、便利な世界になりましたよね。情報を提供して下さっている早川ユミさんにも感謝です。

図を解読するのに少し時間がかかったのと、ハサミを入れてしまうのがちょっともったいなくて、2~3日布のまわりでうろうろしていましたが、ようやく意を決して始めました。
私の場合、縫い物はいつも縫い始めるまでに時間がかかります。心を決めて布を切るところが一番の大仕事のような気がします。でも切ってさえしまえば、あとはひたすらちくちく縫うだけですから気は楽です。ミシンがないのでひたすら手縫いでいきます。

それにしても、手織りの布を手縫いで縫って服をつくるなんて、今どきなんていう贅沢なんでしょう!!!
祈りのようなインドの音楽を聴きながらもくもくとすごす時間は、すごく満ち足りています。

早川ユミさんの存在はつい最近知るようになって、ちらりとご本を拝見しただけなのですが、
彼女の言っていること、感じていることにすごく共感します。
さっきの本の題名になっている「ちくちく、畑、ごはん」の3つは私が日ごろ普通に何気なくしていて楽しいなあと思うことでもあります。そして、そういうだいそれたことではなしに、自然にしていることの中に喜びを見出せることは、すごく幸せなことだとなんだと思います。だって、服を作ることも、畑を耕すことも、ごはんを作ることも全部生活に結びついていて、それらをしていて幸せということは生きているだけで幸せ、ということになってくるんだと思うからです。

さあて、何か温かいものを食べて、また作業をつづけます。

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2011年1月19日水曜日

ほっかほっかピッツァまん

昨日ふと食べたくなって、オーブンがなくて無理なのはわかっているけど
「ホームメイドのピザが食べたい」
とつぶやいてみた。
そうしたら、ちょっとの間の後、
「まんにしたら」
と返ってきた。

「・・・マン!?マンって肉まんとかのまん??」

すごいなーこの人は。
私の中にはピザからピザまんへの発想の転換は無かったな。
日本語が良くできるのにも関心するけど、その使い方も面白くてちょくちょく笑わされます。

そんなわけで、昨日のお昼はピザまんにすることになりました。
作るのは初めてだけど、ときどきおまんじゅうや蒸しパン的なものを作るので、その要領でやればできそうだ。
それにおとなりからまたズッキーニを4本ももらったのでそれも消費できそうだ。
うちの庭にも採り時のが何本かいるんだけど、いる?といわれてじゃあ1本と言ったら4本わたされたそうで。

思ったよりも簡単で、ふわふわでおいしくできたので大満足ヽ(´c_,`●)ノ
寒ーい冬をお過ごしの日本の(北半球の)皆さんにも喜んでもらえるかも、と思いレシピを載せます。

【ほっかほっかピッツァまんの作り方】 6個分

 [皮]
・薄力粉・・・1カップ
・全粒粉・・・1カップ
・ドライイースト・・・小さじ1
・砂糖・・・大さじ1
・塩・・・ひとつまみ
・ぬるま湯・・・150cc
※はかりがないのでカップ計量です。だいたいで(^^;)

[具]
・オリーブ油・・・大さじ1
・にんにく・・・1片(みじん切)
・玉ねぎ・・・半分(スライス)
・ズッキーニ・・・20cmくらいのもの1本(ひと口大の乱切)
・トマトペースト・・・大さじ4
・酒または白ワイン・・・大さじ1
・ローリエ・・・1枚
・ドライバジル・・・ふたつまみ
・塩こしょう・・・適宜
・チーズ・・・大さじ4(細かくして)


まず、を作ります。
(皮の作り方はこちらのブログで習った、マントウの作り方をアレンジしています。タイミングよくまたマントウの記事がでています!シンクロ?)
粉の半量を残してすべての材料を混ぜ、濡れ布巾をかけて30分~2時間ほど発酵させます。時間は、部屋の温度などにもよると思いますがそんなに細かく気にしなくても大丈夫そうです。わたしは今回2時間ほど放置してしまいましたが大丈夫でした。

その間にを作ります。
フライパンに中火でオリーブ油を熱し、みじん切りにしたにんにくを香りがでるまで炒めます。お好みで赤唐辛子入れてもよさそうです。
続いて玉ねぎを入れて、少し茶色っぽくなっってきたらズッキーニを入れます。
ズッキーニが半透明になってきて火が通ったら、
トマトペーストローリエを入れて全体を混ぜながら炒めます。
今回はトマトペーストというトマトが凝縮されたものを使ったのですが、トマトの水煮缶などを使う場合は、ここで水分をしっかり飛ばしておきます。
水分がほとんどなくなってきたら、塩こしょうドライバジルで味付けをします。
あとでチーズを入れるので、塩気は強すぎないほうがいいと思います。
具はこのまま冷ましておきます。

皮が発酵してふくらんでいたら、残りの粉を混ぜてよくこねます。
粉は生地の具合をみながら加えていくのがいいかもしれません。生地がかたいと出来上がりも固めになると思います。ふんわりした皮がイメージできるくらいのかたさで、かといって手につかないでまとまりやすいくらい。足りなければ水も足せます。
まとまったら6等分して丸め、濡れ布巾をかけてさらに30分~1時間くらい二次発酵させます。

成型を始める前に蒸し器にお湯をわかしておきます。
私は圧力鍋のふたを蒸気がでるようにセットして、蒸しました。
普通の鍋に蒸し板やザルを置いてもできますね。

それから冷めた具にチーズを混ぜ、6等分に分けておきます。


1.5倍くらいになった生地を平たくして、円の端をぐるりと指でつまんで、中央よりも薄くなるようにします。
手粉をつけ手のひらに皮をのせ、具をスプーンですくって真ん中におきます。
皮で具を包み、端を指でつまんでしっかりとめます。とめたところが下になるようにして置きます。

あとは、沸騰している蒸し器で15分~20分くらい蒸して出来上がりです。
蒸している間にも膨らむので、お互いがくっつかないように余裕をもって並べてくださいね。
私は3つずつ蒸しました。

中を割ってみるとこんな感じ。


ズッキーニじゃなくてもいろんな野菜でできそうですね。

今まではピザまんって、マンの中では私はあえて選ばないものだったんですが、
今回作ってみて好きになりました!
というかマンっていいなあ~とあらためて思いました。中になんでもいれられそう♪
粉モノって食べるのも好きですが、何よりも作るのが楽しいのがいいです。
粉をさわっていると幸せな気持ちになります。
まるっとふくらんだりするビジュアルのかわいさもいいですよね。

発酵に少し時間がかかりますが、朝ごはんを食べた後に用意すれば、ちょうどお昼にはほかほかが食べられるので、お休みの日のお昼ごはんにいかがでしょうか~ヽ(*´∀`)ノ


今日のおまけは、こちら


あ、失礼。じゃなくてこっち↓でした。


もう一本のズッキーニを使って、Chayがブレッドメーカーで焼いてくれたズッキーニローフです♪
スパイスが効いていてこちらも美味しかったです。



2011年1月17日月曜日

にんにくのしょうゆ漬け



今日は、裏庭に植わっていた残りのにんにくをすべて収穫しました。
こちらは2種類あったうちの、花芽のつく種類のにんにくです。

にんにくは私たちがかいもりへ来て初めに植えた作物で、堆肥もなにも与えていなかったのもあり、やや小ぶりなできでした。
基本は、科学肥料や農薬を与えず雑草とも共生する自然農を目指しているかいもりですが、
たいていの野菜がそうなように、にんにくもやっぱり肥えた土の方がよく育ちますね。

今回は収穫した中で一番小さい子たちを、にんにくのしょうゆ漬けにしてみました。
にんにくのしょうゆ漬けは、私にはそんなになじみのないアイテムなのですが、
以前紹介した自然療法の本に、薬用にもなる治療食として紹介されているし、他の方のブログでもご飯の友として、またミキサーにかけて調味料としても活躍するようすが出ていたので気になっていたのでした。
それに月日がたつほどにおいしくなって、価値が出てくる保存食ってなんかすごく魅力的なんです☆*.。
保存食には前からすごく興味があって、いろいろとたくさんつくりたいのだけど、ちょうどよい空き瓶がなかなかでないのが難点。びんを売ってもいるけど、なんかわざわざ空き瓶を買うっていうのもなあと思ってしまう性分で、出てくるのを待っていたのです。

というわけで、今回はやっとあいたびんに、小ぶりなにんにく6個ばかりを漬けてみました。


ほんとはもっと大瓶に漬けて何年もとっておきたいけど、初めてだし、いい醤油も少ししか残っていなかったので、今回はこれでよしということに。
こういうとき、醤油はやっぱりいいものを使いたいと思ってしまいます。
天然醸造で、アルコールとかカラメルとか摩訶不思議な不要なものが入っていないもの。
どこのスーパーでも買えるシンガポール産のキッコーマンも、一応まじりけなしの内容にはなっているけれど・・・オーガニックショップで買った有機のたまり醤油があったのでやっぱりこっちを使いました。

作り方は、ただにんにくをむいてかたいところを切ってひたひたの醤油に漬けるだけです。


あとは作った日を書いて貼れば出来上がりです。

うーん、でもこれだけか。せめてびんいっぱい欲しかったな。
次回またこの醤油をゲットしたときに足そうかな。


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2011年1月14日金曜日

種事務所



最近の私のお気に入りの場所は、種事務所です。
ここはおそらく1950年代に増築されたサンルームで、コンピュータールームと並んで家の前面に面しています。
家がほぼに面しているので、家の前面はとっても日当たり良好です(南半球なので北半球と逆なんですね)。

廃屋なだけに窓ガラスがあちこち割れていたり、床が前に傾いていたりするんですが、年末の大掃除のおかげもあって、だんだん居心地がよくなってきました。
以前ビリビリになっていた壁紙をはがしてみたら、とっても素敵なレンガの壁がでてきたりもしましたよ。(はがしているところ↓)


最近、テーブルとイスを置いたので、ちょっとしたくつろぎスペースにもなってきました。
電源もあるのでパソコンを持ち込んで、音楽を聴きながら作業したりもできます。


日当たり良好といっても、夏の高い日差しは入ってきません。
もし入ってきていたら、たぶんやばいくらい暑いです、ここ。
NZの場合、夏の日差しを如何に避けて涼しい環境をつくるかというのも家づくりの重要なテーマです。でも冬の日差しはぜひ入って欲しいので、冬場の低い日差しは入るように角度を計算するのがベストです。でもたしかこの部屋、冬でも日差し入ってなかったような気がする・・・。
NZでは、たいていの昔の家は日当たりのいい北ではなくて、道路に面して建てられているんです。。。
日本の家は、日当たりを考えて南向きに建てるのが当然ですよね。昔の家はどうだったのかな・・・?

そんなわけで現在は、種を乾燥させるのにちょうどいいスペースとして活躍中のサンルームです。(左からファシリア、カレンデュラ、レタス、ナスターシャンの種)



ゆくゆくはもうちょっと日差しを入れて、温室として中で野菜や苗を栽培できたらいいなあとも思っています。
今もファンキーなトマトさんが、割れたガラスから外へでたりしていますが・・・。


昨日は、ポピーシードの種を選別して袋に入れました。


種は、小窓のついた封筒に入れて保管すると、中も見えるし便利です。
封筒をあけるときには、小窓と反対側の短い端を切るようにしてくださいね。




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2011年1月12日水曜日

ニワトリの紹介

今日は、かいもりのゆかいな仲間たち、二羽のニワトリさんたちの紹介を、
改めてしたいと思います。


じゃじゃん。
まずこちら、Chayのひざの上で仁王立ちなのは、スポッティです。
羽がところどころ抜けて白いスポットが目だっていたのでChayにこう命名されました。
通称スポちゃん。Chayの発音だとスポっちゃんとなってますが(笑)。

来たばかりの頃の写真と比べると、こんなにちがいます。
↓↓↓


胸のところの毛が抜けていたのが生えそろって、美しくなってきたのがおわかりいただけますでしょうか。白昼と室内の差で、光の具合が違いますが、トサカも赤くなってきています。

そして、最初すごく怖がり屋だったのでスケアディと命名されたもう一羽、スケちゃんの変身具合もこちら。
↓↓↓


でもスケアディ(怖がり屋の意味)とは名ばかりで、最初に脱走したのもこっちだし、
ごはんの時スポちゃんをつつくのもこっちです。

が、スポちゃん食い意地がものすごいので、全身でスケちゃんを押しのけてエサにありつきます。
でも決して、くちばし攻撃はしない平和主義者なスポちゃん
私は実はスポちゃん裏番だと思っています。

スポちゃんの方が高い声で、
スケちゃんの方が低い声で鳴きます。

スポちゃんはほぼ毎日ひとつずつ卵を産みます。
スケちゃんは二日に一回くらい産みます。
スポちゃんはたいてい午前中に産みますが、
スケちゃんは午後に産むアフターヌーンレイヤーです。
二羽とも同じところを産卵場所にしてくれているので、卵の回収はとっても楽ちんです。
最近、卵の黄身の色が、前よりオレンジがかって来たような気がします。

そして、さっきから写真の背後に写っているのでお気づきかと思いますが、
Chayはよくよく二羽を腕の上や膝の上にのっけています。
以前ブログに登場したヘイミッシュが、自分は猫アレルギーだからあまり「キャットカドラー(直訳で猫を抱く人)」ではないと言っていて、その表現がすごく面白いので、私は最近Chayのことをチキンカドラーと呼んでいます。
カドル(cuddle)とは英語で抱きしめる、抱擁などの意味で、ラーはプロボウラーとかマヨラーとかのラーと同じ使いかたです。

それでは最後に、
ウチのチキンカドラーのポートレイトのような一枚で締めくくりたいと思います。


スケちゃんを抱え、コンピュータールームの前をご満悦で通り過ぎるChayでした。

●●関連記事●●
一ヶ月半前に二羽が来たとき→「新しい仲間がやってきた」
その三週間後、庭仕事にかり出される二羽→「最近かわいくなってきた、その理由・・・」


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2011年1月10日月曜日

床の修繕開始と救援物資


ここは家の前面、北東に面している部屋です。
床が残っている部屋の中でも一番ましな状態なので、普段私たちは机とパソコンを置いてコンピュータールームとして使っています。
その床で、一箇所だけ床板を支える木が腐っているところがあったので、Chayがその部分の修繕を始めました。

知り合いに借りた丸い専用の電動のこぎりで床板を切り、下の木を取り替えます。
昨日は、その後の段階で使う電動やすり(?)も買いました。
このプロジェクトを始めてあらためて知ったことは、男の人はとにかく道具が大好き、ということ。あんまり物を買わないChayですが、やっぱり道具には弱いみたいでどんどんそろっていきます。
そういえばウチの父も、ホームセンターが大好きだったなあと思い出しました。


そしておとといは、母から、救援物資・・というわけではありませんが、
必要なものを送ってもらうついでに、こんなものが届きました!


日本の味がたくさんつまっています!!
のりやうどんなんかはNZのスーパーでも簡単に手に入りますが、選択肢が少ないし、やっぱり日本のものとは味が違います。
そして、なんといってもうれしかったのはオモチです!
さっそくお雑煮を作って食べると、やっとお正月が来た!という感じがしました!

この国に住み始めてから、日本の食文化って本当にいいなあ!と改めて思います。
季節ごとの食べものや旬の食材がはっきりとあって、そして地方ごとにも郷土料理なんかがあったりして・・・。
NZのように新しい国に住んでみると、日本のように長年受け継がれてきた文化の中で暮らすということが、すごーく豊かなことだな、と感じます。
日本にいるときは、あたりまえでなんとも思わなかったことが、この経験のおかげで違った角度から見えてきて、それは本当にありがたい財産だなあと思います。
モノの見方価値観は一生モノですもんね。
(というか、新しいそれらが身につくと同時に人生が変わる、強力なモノだと思います。)

でもその深い文化が染み付いているおかげで、日本人は日本食を求めてしまうんですよね。
大事にしたいことだけど、大変でもあります。
Chayなんて、日本に住んでいたときでも別にNZの食事が恋しくなかったと言います。この国に住んでみるとなるほど、と納得してしまいますが。
あ、でも食い意地の張り具合にもよるのかな・・・(● ̄▽ ̄●;)
今度はお汁粉にして、オモチを食べよっと♪


2011年1月7日金曜日

パンケーキの朝



朝、起きたとき天気が悪かったりして、
しかも二人とも何もない日だったりすると、朝パンケーキを焼く。

私はたいてい何にもないんだけど(あっても家で仕事とか)、
Chayは最近、森の仕事や川の仕事、そして街の仕事なんかをぼちぼちやっている。

天気がいいと、すぐ外へ行きたくなるけど、
天気が悪いと家の中でゆっくりしようという気分になるので、
そういうときにはパンケーキを焼こうという気持ちになるのだ。

パンケーキは、作るのも楽しいし、食べるのも楽しい。
卵や牛乳があってもいいし、なくてもいい。
ないときは粉と水と塩少々でもできる。そのときはおいしい粉を使いたいけど!
そして、トッピングでいろんな味を楽しめるし、好きなものをかけて食べられる。
一枚一枚、違う味にして楽しむこともできる。

今日は、昨日チョコレートケーキが食べたい気分だったので、ココアパウダーを入れて作ってみた。
朝とってきたイチゴと一緒に食べると、すごくあう。


パンケーキ、は丸くてもいいし、丸くなくてもいい。
大きくてもいいし、小さくてもいい。
厚く焼いてもいいし、薄くしてもいい。



パンケーキの朝は、いつもとは違う、特別な朝なんだ。



2011年1月4日火曜日

初詣と初来客

年末の大掃除のおかげで、すっきりと気持ちの良いかいもりです。

おとといは川へ初詣に行ってきました!


オロウア川という北島の中央にあるルアヒニ山脈のふもとにある川です。
遠くに、まだ雪をかぶったルアペフ山が見えますでしょうか。


山小屋までの小一時間は気軽に歩けるルートです。


そして、山小屋の近くから川へ降りられます。
川への道は結構な下り。さらに小一時間ほど下っていくと、ありました~!きれいな川が!!
そんなに流れが速くなくて、いい感じの深さのところを見つけて入りました~!



川で沐浴はなんて気持ちがいいんだろう。


そして、昨日は新年初のお客さんが。
パーマストンノースに住む友人夫婦が突然遊びに来てくれました♪
クリスマスプレゼントに地元の有機小麦をあげたら、なんと石釜天然酵母パンを焼いて持ってきてくれたんです!!
奥さんはキウイで旦那さんはドイツ人のとっても素敵なご夫婦で、私が今までNZで見てきたこだわり住宅の中でも、ピカイチ☆・*:・と思うほど素敵なお家に住んでいます。

彼らは私の親の世代ですが、とっても共通点が多いんです。
食べ物、畑、ニワトリ、ミミズ、コンポストトイレ、小麦、石釜、天然酵母パン、圧力鍋、、、
こういうことについて情熱的に語り合える貴重な友人です。

2時過ぎにやってきて、栗の渋皮煮(日本からもってきたもの)とたまたま作ってあったまだか漬けこちらのレシピでつくりました)をつまみに緑茶を飲みながら、えんえんとしゃべりつづけ、夕方森の仕事から帰ってきたChayも合流してさらに第二ラウンド。
気づけば8時ごろになっていました。(NZは今、日が長いので時間の感覚がなくなるんです・・)

そりゃお腹もすくはずだ、という言い訳で、ふたりが帰っていった後、
いただいたパンは写真に収める間もなく平らげてしまいました。

というわけで、オマケはこちら↓


川でスキニーディッピング!(何も着ないで入ること)のChay、でした。


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2011年1月2日日曜日

にんにくの収穫

すっきりと晴れて、穏やかな日々が続いているかいもりです。

かいもりの年末の3大行事といえば・・・大掃除ボンファイアー
そして、にんにくの収穫でした!

前回、にんにくの芽を収穫したときにも触れていますが、かいもりの裏庭にはにんにくが100個以上植わっています。
いろいろなご縁で、分けてもらったり手に入ったりしてこんなにたくさんになりました。

そして、今回収穫したのは、花芽のつかない方の種類のにんにくです。
ニュージーランドでは、にんにくは冬至に植えて夏至に収穫すると言われています。
私たちも、まわりの先輩農民に習って6月22日ごろから順に植えていきました。
それから早、半年。
だんだんと葉が枯れてくるクリスマスのころに収穫のときを迎えました~(≧▽≦)ノ


この種類のにんにくは普通のにんにくより1.5倍くらい大きい種類なのですが、
今回収穫したものは、それよりはちょっと小ぶりな感じです。1.2倍くらいでしょうか。
まあでも、かいもり一年生にしては上出来かなと思います。

ひとつ気になったのは、茎の途中から子供ができてきているのがいくつかあって、
そういうのはにんにく球も小さめなこと。よくできたのと比べると、こんな感じ↓


同じ畑に植わっていたのに不思議だなあ、と思いますがきっと育っている途中になにか嫌なことがあったのでしょう。今年の冬は雨が多かったし。

私は農にほんのちょっとずつだけど携わるようになって5年目になりますが、にんにくの栽培は初めてでした。でもにんにくって丈夫だし場所もとらないので、お庭やベランダにちょっとしたスペースがある方には、自分で育てるのもおすすめだと思います!
年間に何個のにんにくを買うだろうと考えると、簡単に自給しちゃえる気がします。輸入物なら安いけど、国産で有機栽培とかだと、けっこうな値段しますからね。

今のところ半数の収穫が終わったにんにくですが、一部はこんな感じでクリスマスプレゼントとしても、もらわれていきました(^ー^)ノ☆*.。 左の箱は卵です☆




2011年1月1日土曜日

2010年のボンファイアー

新年、あけましておめでとうございます!

このブログを始めてからひと月ちょっとたちました。
9月末にニュージーランドに戻ってきてから、人生初のホームシック・日本シックになり、もっと日本とつながるためにと始めたブログ。
おかげさまで、日本にいる家族・友人ともこちらの生活を分かち合えるようになり、コメントで交流したり、ブログ楽しみにしてるよと言ってもらえたりして、たくさん勇気づけられています。

さらに、ブログを通しての世界中の人たちとの出会いや交流にも、とてもいい刺激をもらえ、共感し、それぞれの生活の中の、大切なひとかけらを、ブログという形でみんなとシェアして下さっていることに、とても感謝しています。

ブログを通して、またそれ以外の方法で、私とつながりをもって下さっている皆さん、
本当に、ありがとうございます!
そして、本年も、またどうぞよろしくお願いいたします。


さて、新年なのに年末のことですみません。
のんびりしたこの国の田舎で暮らしていると、つい物事の進みかたが遅くなるような気がします。
昨日は、例の大掃除の続きをして、今までにたまっていたゴミを一気に裏庭で燃やしました。


昼過ぎに始めた焚き火ですが、納屋いっぱいのゴミもどんどん燃やしていたら、気づけば夜の7時過ぎになっていました。
ビール片手にゴミをどんどん放り込むのはなんだか楽しく、真夏の年末にふさわしい浄化の行事のような気がしました。
その後は、もちろんちゃんと、年越しそばを食べましたよ(●^c_,^●) 天ぷらつき!


海外に住んでる方はたぶん同じ気持ちかと思いますが、私はこの時期がひときわ日本が恋しくなります。
日本のあの年末年始の雰囲気は独特で、まさに日本でしか味わえないものだと思います。
大掃除や初詣、お正月ならではの食べ物もたくさんあったりして、日本文化の深さを愛してしまいます。
寒いのは承知の上ですが・・・(^^;)

NZではクリスマスが一大イベントのせいか、年末年始はなんだか気の抜けた感じがしてしまいます。
それでも、昨日は近所でパーティをしている音が聞こえたり、カウントダウン後のファイアークラッカーが聞こえてきたりしました。

では、2011年もまた、皆さんそれぞれにとって、愛と喜びにあふれた一年となりますように!


《おまけ》
昨日、大掃除の続きをしていて発見したもの。
サンルームの床の下からでてきた古新聞。いったいいつのだと思いますか・・・?